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2016.10.28 大人として。一歩一歩

内々の話ですが、本日当社のある社員(といっても大先輩ですが)が勤続20年として
永年勤続表彰を受けました。

当社は勤続5年と20年で表彰があるのですが、当然5年の社員はちょこちょこ出るのです
が、20年の社員となるとしょっちゅうは表彰されません。

1つの会社に入社して20年...一言で「20年」と言っても、なかなかに重みのあるもの
ですよね。
20年続けるって、仕事に限定しなくてもスゴイことですよね、生活習慣だろうと趣味
だろうとなんだろうと。
「ジョギングを20年続けている」は相当すごいことですし、「20年間、毎年海外旅行
に行っている」も素晴らしいことだと思います。
20年、好きな作家の本はすべて読んできている」でも、なかなかできることではあり
ません。
ましてや仕事は、1年の3分の2は出勤しているわけですから、そりゃあすごいことです。


そこでふと思ったのですが。
これから社会人となっていく学生は、こういったことをどう捉えるのだろうか?...と。
別に20年じゃなくてもいいのですが、毎日毎日、何年も何年も働き続けることに対して、
「ご苦労様です」という思いはあるでしょうが、なんとなく勝手なイメージですが、
「よくもまぁそんなに長い間...」とか、「毎日毎日か...大変そうだなぁ」と思っていそう
な気がします。

採用担当をしていて感じるのは、「やっと社会人になれるぞ、おっしゃーー!!」と
いうような気持ちより、「来るべき時が来たので、観念していよいよ社会の輪に入って
いきます」という思いが強い学生の方が多いですよね。
(もちろん就活が大変だ、という大前提があるのはわかりますが、それを差し引いても、
です)


まぁ、わかる部分は多々あるにはあります。
今年の4月に新入社員教育研修をしていて、「学生と社会人の違いは何か?」という話を
した際に出てきたのは、

「授業料を払う(お客様) ←→ 給料をもらう(見合う労働が必要)
「行動は自己責任(もしくは親や学校) ←→ 行動は会社責任」
「テストや単位で評価(基準が明確) ←→ プロセスと成果で評価(数値化しにくく複雑)」
「自由な時間が多い ←→ 自由な時間は少なく、納期は厳守」
「同年代の気の合う人と付き合う ←→ 好き嫌いや年齢・出身など問わない付き合い」
...などでした。

これだけ見ていると、「...社会人って、大変だな」と思いますよね(^^;)
ですので、新人教育研修の時には、「社会人になって良いところ」というのも、併せて
きちんと話をしました。
かいつまんで書くと以下のようなことです。

「大きな仕事ができる(関わる人数・エリア・お金・影響力など)」
「稼げる金額が増える」
「自分の責任で決められる(責任がやりがいにも繋がる)」
「交友関係・行動範囲が広がる」
...こんなところでしょうか。

...そうなのです、社会人になると、学生よりも大変なことや頭を悩ますことも沢山あり
ますが、楽しいことややれることなども格段に増えるのです!
まずは、そういったことをしっかりと学生に伝えていかないとな、ということをふと
思ったのでした。

ましてや、(やっと話が戻りますが)20年も勤めていると、会社の中でやれる仕事・
任される仕事というのもかなり大きくなりますし、「その人にしかできない仕事」
「その人が一番わかっている仕事」というのが、必ず出てきます。

そして、社内外問わず10代から70代までいろいろな人と関わりを持ち、いろいろな人と
助け合ったり影響を受け合ったり連携を取ったりして仕事を成し遂げるわけですから、
学生よりはその達成感や充足感は大きいのです(疲労感も大きいですが...)。

プライベートでも、行動範囲が拡がったり使えるお金が増えたりしますので、オン/オフ
を切り替えながら社会人生活というのは十二分に楽しめるわけです。
(もちろん「仕事つれぇ~」「仕事しんどいわ。。。」と言っている人も多くいますが)


ですので、学生の皆さん。
社会人というのは、責任やプレッシャーなどもひっくるめて、学生にはない充足感が
得られるものです。

そんな日々を重ねながら、大人への階段を一段一段上がっていきましょう!

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